2008年２月末の完成予定 京都市では、右京区で整備を進めている「太秦東部地区市街地再開発施設」 の愛称を広く募集していたが、このほど選考委員会の審査の結果、京都市在 住の武内誠二さんの「ＳＡＮＳＡ右京（サンサうきょう）」が最優秀作品に 決定した。
右京区の新たな拠点として整備が進められている同施設が、多くの市民に利用され、親しまれるものとなる よう、今年１月に愛称を募集していたもので、全国47都道府県から2,074作品（市内771作品、市外1,303作 品）の作品が寄せられた。この中から、学識経験者や公募市民等で構成する同施設愛称選考委員会（委員長 ＝荒川朱美・京都造形芸術大学環境デザイン科教授、12人）による厳正な審査の結果、最優秀作品１点、優 秀作品３点が選ばれた。 最優秀作品に選ばれた「ＳＡＮＳＡ右京」は ?太陽が「サンサン」と降り注ぐ様子 ?同施設が御池通、三条通、天神川通の「３」つの交「差」点に囲まれた場所 ?同施設が地下鉄東西線、京福電鉄嵐山線、路線バスの「３」つの交通機関が交「差」する ?市の市街地再開発事業として３箇所目となる ――ことなどの意味を表したもの。審査では、施設の特徴と立地を意識したものであることや、明るくリズ ム感のある響きで、覚えやすく言いやすいことなどが評価された。また、愛称とともにロゴマークも決定し た。 今回の太秦東部地区市街地再開発施設（京都市右京区太秦下刑部町及び太秦安井松本町）は、ＳＲＣ１部Ｓ 造地下１階地上５階建て（住宅部分はＲＣ造地下１階地上８階）、延べ床面積３万4,676.52?の規模で、右 京区総合庁舎、右京地域体育館、右京中央図書館、交通局庁舎、分譲住宅（56戸）、店舗（四区画）で構成 される。同施設の施工は清水・銭高・岡野・長村ＪＶで、2008年２月末の完成予定。 京都市 http://www.city.kyoto.jp/koho/ind_h.htm