（社）大阪建設業協会（淺沼健一会長）の「2007年度定時総会」が２月23日、 大阪市内のホテルで開催された。総会には淺沼会長はじめ会員各社の代表ら約 120人が出席して、今年度の事業計画などを決めた。 ※写真:23日に開催された定時総会
総会では、初めに淺沼会長が挨拶。浅沼会長は、依然として続く厳しい環境の中、「建設業界には安心で安全 なまちづくり、国際競争力のある社会資本整備と経済活動のできる都市環境形成など、その使命を果たす必要 がある」とその役割を述べ、協会としては、「会員の社会的使命やコンプライアンスの遵守など、信頼される 協会にならねばならない」とした。 このための活動として淺沼会長は、会員のためになる協会、全国建設業協会とともに発展する協会、大阪府民 の視点に立った協会―の３つを活動目標とし、「社会から信頼される協会づくりを目指して、一層の努力と支 援をお願いする」と呼びかけた。 次いで、淺沼会長を議長に議案審議を行い、平成１８年度の事業と収支決算報告、2007年度の事業計画と予算 などを、いずれも満場一致で承認した。 今年度の事業計画では、総務委員会をはじめ総合企画、広報、経営、建築、土木、環境、労働の各委員会にお いて、業界全般に関わる諸問題に対する研究・調査や社会資本整備の必要性と業界の正しい役割紹介などに努 めていくほか、来年の協会設立100周年に係る記念事業の実施に向けた活動を実施することとした。