一般会計６９０９億円（前年度比０・７％減） 新規に左京区総合庁舎整備など 京都市はこのほど、総額１兆７４９２億９５００万円（対前年度比０・１％減）の「平成１９年度当初予算 案」を発表した。内訳は一般会計６９０８億５千万円（同０・７％減）、特別会計７４７７億４３００万円 （同１・３％減）、公営企業会計３１０７億２００万円（同４・７％増）となっている。 新規事業は右京中央図書館（仮称）の整備、左京区総合庁舎整備、京都駅南口立体横断施設整備事業、右京地 域体育館整備など。 部局別の建設関連の主な事業と予算、概要は次のとおり。 ■総合企画局 ▽「水垂地区における基盤整備のための構想」の推進（新規）＝２８００万円。整備基本計画の策定 ▽立誠小学校跡地活用の推進（新規）＝３００万円。跡地活用基本方針（案）の策定 ■総務局 ▽市庁舎整備に関する総合的検討＝１５００万円。「市庁舎整備の基本的な考え方」の取りまとめ ■理財局 ▽電子入札システムの機能向上＝３千万円。１９年度から本格運用 ■文化市民局 ▽左京区総合庁舎整備（新規）＝５２００万円。基本設計先行型ＤＢＭ（デザイン・ビルドメンテナンス） 手法による庁舎整備基本計画に基づき、基本設計、地質調査、事業概要書の作成など ▽出土文化財収蔵施設整備（新規）＝１億１千万円。伏見区淀水垂町７３３ー一の内（延べ１、０００平 方?） ▽右京地域体育館整備（新規）＝６億４９１９万９千円。面積３、６１９平方?（共用部分含む）、１９ 年度中の開設予定 ■京都市中央卸売市場第一市場の水産加工配送センター等の整備に係る埋蔵文化財調査（中央駐車場及び五 条南駐車場埋蔵文化財調査）（新規）＝１億１９００万円 ■産業観光局 ▽宇多野ユース・ホステル再整備＝６億１３４０万円。１９年度末の開所に向けて本体工事を進める ■保健福祉局 ▽北山ふれあいセンター（仮称）整備補助＝４億１０９１万５千円。２０年度開設予定 ▽醍醐和光寮建替整備事業＝３００万円。基本設計、２２年度開設予定 ▽保育所整備助成＝２億８６００万円。共栄保育園老朽改築整備など ▽介護サービス基盤整備事業（新規）＝３億９４００万円。特別養護老人ホーム整備など ■都市計画局 ▽京都駅南口立体横断施設整備事業＝１千万円。詳細設計。２０年度着工 ▽交通施設バリアフリー化推進＝１億１９９０万１千円 ▽鉄道駅耐震補強補助費補助（新規）＝９００万円。近鉄京都駅、丹波橋駅など ■建設局 ▽無電柱化事業＝１５億２１００万円。祇園・岡崎地区など ▽向日町上鳥羽線（第二久世橋・仮称）の整備＝６億４２００万円。橋梁上部工工事など ▽ＪＲ東海道本線（西大路・向日町駅間）新駅設置関連公共施設の整備＝２０年秋の供用開始めざす ▽ＪＲ山陰本線複線高架化事業＝１９億６９００万円。京都駅 二条駅間、花園駅 太秦間など ▽阪急京都線（洛西口駅付近）連続立体交差化事業＝１７億５９００万円。工事着手（仮設道路工事等） 、２５年度事業完了予定 ▽京都高速道路の整備＝６１億円（斜久世橋工区） ▽天神川駅（仮称）周辺整備事業＝１０７億４０６２万５千円。１９年度中の完成に向け、工事を推進 ▽宝が池公園「新・子どもの楽園」整備事業＝３億６９００万円。園内施設整備、駐車場整備など。２０ 年３月完成予定 ▽伏見西部第五地区土地区画整理事業＝３億９１２８万円。地区外縁の水辺環境整備など ■消防局 ▽下京消防署整備＝８億３２００万円。１８ ２０年度 ▽消防活動総合センター整備＝３５億４５６０万円。消防学校及び訓練施設（第二次整備）２０年度開所 予定 ■交通局 ▽東西線二条 天神川間の延伸・開通＝１１６億６８００万円（道路補助対象６億１３００万円含む）。 二条 天神川間（約２・４?）、１９年度中の開通予定