警察本部庁舎の本体促進など 滋賀県はこのほど、平成19年度当初予算案を発表した。総額は7,377億７千万円（前年度当初比2.9％増）で、 内訳は一般会計5,073億１千万円（同0.5％増）、特別会計1,996億2,300万円（同9.9％増）、企業会計308億 3,700万円（同2.5％増）。一般会計の伸び率は６年ぶりの増となったものの、「緊縮型予算」としている。一 般会計に占める普通建設事業費は869億6,100万円、同4.3％減となった。 新年度予算に盛り込まれた主な事業は次のとおり。
【総務部】 ▽電子県庁推進事業 ＝5,069万４千円
【県民文化生活部】 ▽地価対策推進 ＝4,858万円（地価調査など） ▽文化施設整備 ＝１億73万円（改修） ▽防災航空体制整備 ＝２億6,387万円（災害時の広域応援ヘリコプター集積基地整備など） ▽地震対策 ＝8,996万円
【琵琶湖環境部】 ▽循環型社会形成推進 ＝9,323万円（廃棄物の発生抑制、リサイクルの推進など） ▽流域下水道建設事業 ＝107億7,441万円 （湖南中部処理区・湖西処理区・東北部処理区・高島処理区の処理場施設増設、施設改築、管渠築造など） ▽自然公園施設整備 ＝1,580万円
【健康福祉部】 ▽平和祈念館（仮称）整備推進 ＝2,178万円（資料収集、検討） ▽福祉のまちづくり推進 ＝１億2,179万円（公益的施設整備資金貸付など） ▽公私立老人福祉施設等整備助成＝２億5,400万円（特別養護老人ホームなど） ▽障害者福祉対策 ＝16億722万円（重度心身障者福祉医療費補助など） ▽県立児童福祉施設等整備 ＝5,720万円（修繕・改修など）
【商工観光労働部】 ▽商店街振興対策 ＝2,039万円（活性化推進の補助）
【農政水産部】 ▽土地改良事業推進 ＝3,448万円（水土保全強化対策補助） ▽大規模土地改良事業計画調査 ＝3,306万円（補助）
【土木交通部】 ▽建設業者審査契約事務費 ＝8,106万円（総合評価方式導入に伴う電子入札システムの改良など） ▽鉄道整備促進事業 ＝３億1,936万円（唐崎駅バリアフリー化整備など） ▽道路関係公共事業 ＝219億円（単独公共事業の道路改築・防雪・災害防除・補修など） ▽道路交通調査費 ＝750万円（地域高規格道路の調査、名神名阪連絡道路の検討調査） ▽道路除雪費 ＝４億３千万円 ▽河川関係公共事業 ＝79億947万円 （単独公共事業の河川改良、みずべみらい再生事業、流域治水対策など） ▽港湾関係公共事業 ＝３億7,650万円（補助港改修） ▽補助情報基盤緊急整備 ＝800万円（ハザードマップ作成支援） ▽補助土木施設災害復旧事業 ＝６億6,816万円 ▽ダム関係公共事業 ＝13億4,022万円 （北川治水ダム建設に係る付替道路工事、芹谷治水ダム建設に伴う地域住民 の生活再建に必要な用地調査など） ▽水源地域ダム対策費 ＝２億7,574万円（丹生ダム・大戸川ダム水源地域整備計画交付金） ▽砂防関係公共事業 ＝53億2,664万円（単独公共事業の通常砂防費・維持費など） ▽都市計画関係公共事業 ＝14億5,017万円（補助都市計画街路、緊急地方道整備など） ▽単独都市公園事業 ＝１億6,900万円（公園３カ所） ▽県営住宅関係公共事業 ＝４億7,994万円（４カ所） ▽木造住宅耐震化促進 ＝5,471万円（市町に補助）
【警察本部】 ▽警察本部庁舎整備 ＝32億3,516万円（本体工事、2008年10月竣工予定） ▽駐在所統合による交番化整備 ＝１億3,579万円
【教育委員会】 ▽高等学校建設費 ＝12億6,391万円 （彦根東高校の調査・基本設計、耐震対策、施設改修など） ▽特別支援学校建設費 ＝45億2,382万円（県立養護学校の改築・改修、耐震対策など）