「Dr・海洋」 22日に進水 近畿地方整備局が、平成18年1月から建造費約10億円を投入して相生市の ?アイ・エイチ・アイ・アムテックで建造していた海面清掃兼油回収船が進水 の運びとなり、22日に同社の建造船台で命名・進水式が行われる。
【写真】海面清掃兼油回収船 Dr.海洋のイメージパース
名称は Dr・海洋(どくたー・かいよう)と命名。 近畿整備局は、海洋環境整備船三隻を保有し、瀬戸内海東部(大阪湾、播磨灘、紀伊水道)の海面に浮遊する ゴミや油を回収して船舶の安全航行を図り、きれいな海を目指す海洋環境事業を推し進めている。 今回、進水を迎えたDr・海洋は、現在神戸港に配備している海面清掃兼油回収船「紀淡丸」が老朽化したた め代替船として建造したもの。 同船は約199?の双胴船で全長約33・5?、幅11・6?。航行中に2つの胴体の間から海面のゴミ・油 を回収する。