全員参加による協会へ 社大阪空気調和衛生工業協会（槇淑也会長）と大阪管工事業協同組合（城口俊雄理事長）の合同による「平成 １９年新年交礼会」が１１日、大阪市内のホテルで来賓、会員各社の代表ら約３２０人が出席して開催され た。 最初に、主催者を代表して空衛協会の槇会長が挨拶。槇会長はこの中で、国の新年度予算における公共事業費 の削減等により「今年も業界にとっては厳しい環境が続く」との考えを示した。 そして、昨年の独禁法改正をあげて、その遵守とともに、企業のコンプライアンスの確保を要望。 さらに、自身が会長に就任してから２年８カ月が経過したことを紹介しながら「会員の全員参加による協会づ くりをめざし、活発な活動を通じて少しでも会員企業の役に立てるよう全力を傾注していきたい」と述べて挨 拶を終えた。 また、槇会長は日本空衛協の第１４回全国会議が、近畿支部の当番で今年１０月に京都で開催されることを紹 介し、多数の参加を呼びかけた。 この後、来賓を代表して近畿地方整備局の鈴木千輝・営繕部長が「価格ではなく技術で勝負できる土俵づくり に努めたい」、また大阪府住宅まちづくり部の山田順夫・公共建築室設備課長が「今後も住宅まちづくり行政 に支援と協力を」とそれぞれの立場から祝辞を寄せた。 引き続き、管工事組合の城口理事長の音頭で出席者全員が力強く乾杯し、新年のスタートを祝福するととも に、両団体の今年１年の一層の発展を誓い合った。