2009年３月に延べ4,769?の規模１棟完成 大阪市住宅局は19日、マンション建替え円滑化法に基づき、「帝塚山団地住宅マンション建替組合」設立を認 可した。マンション建替組合が法人格を持ち、契約行為の一括化、建替えルールの明確化、権利変換手法で従 前の権利関係を新マンションへ移行できるなど、マンション建替えを円滑に推進できる。帝塚山団地では今 後、建替え組合設立総会などの手続きを経て、できるだけ早い段階で建替え工事に着手する。 帝塚山団地は1958年に阿倍野区帝塚山１−10に完成。住宅は地上４階建てが３棟、地上５階建てが１棟、どの 団地にもエレベーターは設置されておらず、住戸数は51戸、総延べ床面積は2.958.83?の規模。住宅の老朽化 等により建替えが決定され、居住者たちはコンサルティング企業を通して2003年に市への円滑化法に関する相 談を始めた。2006年９月24日に建替え決議が成立し、今月下旬に組合設立の認可を得た。 建替え計画では、地上５階建てが１棟、住戸数76戸、総延べ床面積4,769.84?の規模となり、エレベーターも 完備される。プロジェクト期間は2009年３月まで。 同法に基づく認可は大阪市では初めて。