一致団結し、諸問題を解決 (社)滋賀県建設産業団体連合会(杉橋和彦会長)は10日、大津市におの浜の 大津プリンスホテルで「2007年新春賀詞交歓会」を開き、今年の新しい門出を 力強く切った。交歓会には来賓・会員各社の代表約240人が出席。 冒頭、新年のあいさつに立った杉橋会長は「今年は業界にとってターニングの 年であったと言われるよう、諸問題に対して一致団結し行動していかなければ ならない」と気を引き締め、その大きな課題としてダンピング問題と経営事項 審査(経審)の改正を挙げた。ダンピング問題は「労働条件の悪化や安全対策 などの手抜きにより、下請に過度なしわ寄せがきている」と指摘。
経審の改正は「今年7月をメドに国で抜本的な結論が下される方針」と期待を寄せた。減少を続ける公共投資 にも、「一丸となって結束し、公共事業の必要性を組織として訴えていかなければならない」と新たな決意を 示した。 引き続き滋賀県の澤田史朗副知事が、「もったいないを生かした県政のためにも、建設産業の成長は不可欠」 とする嘉田由紀子知事のメッセージを代読。さらに地元選出の国会議員多数から湖国・滋賀の発展に期待する 言葉が相次いで寄せられた。この後、滋賀県の吉岡淳土木交通部長の発生で乾杯、出席者一同、和やかに会談 し、新年を華やかに祝った。