関西国際空港?(村山敦社長)は25日、工事が進む2期空港島で、初めて航 空灯火の一斉点灯試験を実施した。 これは、航空灯火試験の最終検査として行われたもので、当日は村山社長ら同 社の社員、工事関係者らが出席。午後4時45分、空港敷地内の2期受配電所 で村山社長が合図の声とともに点灯ボタンのスイッチを押すと、滑走路に設置 された航空灯火が一斉に色あざやかな青やオレンジに点灯し、見守っていた出 席者から大きな拍手がわき起こった。 今回の最終検査では、2期空港島に設置されている合計3400個の航空灯火 のうち大阪側の2900個の航空灯火が約30分にわたって点灯され、無事に 試験を終了した。 これにより、関西国際空港2期限定供用施設整備は概ね完了し、今後は来年8 月2日の第2滑走路の供用開始に向けて、順次必要な手続きを進めていく。
【写真上】: 色鮮やかな航空灯
【写真下】: 点火ボタンを押す村山社長