大阪商工会議所は、建設業関係者や官公庁の公共事業担当者らを対象にした「コンストラクション・マネジメ ント（ＣＭ）スクール」を開講する。日本コンストラクション・マネジメント協会（日本ＣＭ協会）関西支部 の協力で行われる。 近年、プロジェクトの工期遅延、予算超過などを防止するため、マネジメントを専門に行うＣＭｒ（コンスト ラククション・マネージャー）が、発注者や設計者と一体となってプロジェクトの全般を運営・管理する「Ｃ Ｍ（コンストラクション・マネジメント）方式」が、新しい建築生産方式として浸透しつつある。 ＣＭ先進国の米国では、すでに主要な建設発注方式として多くのプロジェクトで採用されており、建設投資額 の約２割はＣＭ方式によるものと言われている。 今回のＣＭスクールは、このＣＭ方式またはＣＭｒの業務について学び、基礎から実践までのトータルな知識 を身につけてもらおうというもの。 講義は１月26日から３月30日まで（毎週金曜日）の全10回開催される。場所は大阪市中央区のアピオ大阪。募 集定員は約20人。参加費は大商会員８万４千円、非会員12万６千円（いずれも税込み）。参加申し込みは会社 名・所属（役職）・氏名・連絡先（住所・電話・ＦＡＸ）を記入し、大阪商工会議所地域振興部までＦＡＸ （06-6944-6330）で。締切は１月19日。