「賃貸」変身「分譲マンション」 武庫之荘３丁目リノベーションプロジェクト 付加価値加えリニューアル
【写真】エントランス完成予想図 ?ウィル不動産販売（兵庫県宝塚市、岡本俊人社長）では、１９８９年に建築された既存の賃貸マンションを １棟ごとリニューアルし、新たな付加価値を加えた分譲マンションに再生する「（仮称）武庫之荘２丁目リノ ベーションプロジェクト」（尼崎市武庫之荘２ー８、１３戸）の準備を進めてきたが、このほど現地モデルを オープンし、併せて販売を開始した。 同プロジェクトは、同社が阪急神戸線「武庫之荘駅」から徒歩３分に位置する賃貸マンション１棟を購入し、 修繕・改修に留まらず、天然素材の使用や水辺の設置などデザインの力で新たな付加価値を加え、再生・分譲 するもの。規模はＲＣ造４階建て、１３戸。 具体的には、バブル期に建てられた既存建物の持つ特性を活かしながら、同社のリフォーム部門及び同社の１ ００％子会社である?ウィル空間デザインのプロデュースにより、エントランス・外構・外装を含めた共用部 の空間全体を現代的なデザインにリニューアル。住戸内部については、８３．６１?〜１０４．６７?という 広さ、階高３．０７５?、ワイドスパンといった既存の価値を活かしながら、誰にとっても遜色のない住まい ではなく、顧客個々の予算に応じ、その望むライフスタイルやこだわりを実現できる自由設計となっている。 販売価格帯は３，５９０万円（専有部分のリフォーム費用は含まず）から。 リノベーションマンションは、新築に比べ７割程度となる取得価格、こだわりを生かせる自由設計の住まい、 入居までが短期間、建物全体のバリューアップ゛、実物を見られる安心感などが注目されている。 同社では今後、この「リノベーション」を顧客の住宅取得の新しい選択肢として提案し、ユーザーの夢実現と 快適な暮らしの役に立ちたいと考えている。 ※リノベーションは英語で「再生」を意味。一般的にリフォームは、中古物件を時代に合わせて内装を変更し たり、設備機器を新しくする部分改修を指すが、リノベーションはそれに加え、基本性能を向上させる、価値 を高めることにも注力し、新しく生まれ変わらせること。