阪神高速ハイウェイウォーク 土木技術を身近に体感 阪神高速道路（株）では、土木技術を身近に感じて貰うためのハイウェイウォ ーク「京都高速油小路線工事現場見学会‘京都高速で空中散歩！ のぞいてみ よう土木の現場 ’」を19日に開催した。当日は地元はじめ近隣府県から約 500人が参加、同社の木下博夫社長も、参加者に混じって秋の１日を楽しん だ。 この見学会は、18日の「土木の日」にちなんだ協賛イベントとして実施。現在 建設中の京都高速油小路線を会場に、普段では歩くことの出来ない高速道路を ウォーキングすることで京都高速を知ってもらうとともに、土木技術はじめ道 路建設に関する技術を理解し、触れるための体験コーナーや展示コーナー、地 元企業の協賛による出展コーナーなどで構成。 ※写真上：ハイウェイウォーク ※写真下：手作り体験コーナー
ウォーキングは、ショートコース（1.3?）とロングコース（2.5?）の二コースを設定。コース上に設けられ た体験コーナーでは、コンクリートを使ってグリップスタンド作りやレンガと砂を使用してアーチ橋を造り渡 ってみる石造アーチ橋体験、作業車試乗などのほか、高速道路にまつわるクイズコーナーも設置された。 企業の出展コーナーでは地場名産品の販売やソーラーカー展示、また京都高速のＰＲコーナー、ウォーキング の疲れを癒す有馬温泉の足湯コーナーなど各種趣向を凝らしたイベントが展開され、参加した親子や家族連れ は、道路上からの景観や体験コーナー、記念撮影などを楽しみながら、それぞれに‘空中散歩‘を楽しんでい た。 京都高速道路油小路線は、京都市伏見区深草から向島間の延長7.3?で、このうち阪神高速会社は直線部5.5? を施工するもの。道路は２種２級の企画で設計速度60?/ｈ、幅員3.25ｍの四車線、上鳥羽、伏見北、伏見南 の３つの出入路を設置、今回のイベントは伏見北出入口上で行われた。工事は、2000年１月に着工し、現在の 進捗率は84.7％となっている。