1期は来年12月完成予定 錢高組(錢高一善社長)はこのほど、高島屋(大阪市中央区)が大阪店東側に 計画している増床工事を受注した。設計監理はプランテック総合計画事務所 (東京都千代田区)が担当する。 増床工事の規模はS造1部SRC造地下2階地上11階建てで、延べ床面積が約 4万4,000?、売り場面積が約2万2,000?となっている。外観は既存本館のイ メージを踏襲し、ガラスのカーテンウォールを採用したデザインを計画してい る。
今回の増床により、既存本館と増床部分を各フロアで接続し、全体が「新本館」として一体的に整備される。 新館の上層階にレストランを展開し、大阪店全体のレストラン街は三倍程度に拡張されるほか、増床部分の一 階には東西に繋がる通路を設け、周辺商業施設との回遊性も高める。また、全体の売り場面積は既存本館の約 5万6,00?から約1.5倍の約7万8,000?に拡大される。 同社では施工にあたっては、工区を南北に分けて実施し、敷地南側の一期工事は今年11月に着工し、2007年1 2月の完成を予定。続く北側の2期工事は2008年1月に着工し、2009年秋のグランドオープンを予定してい る。 ※図:完成パース