4グループが入札参加 9月に落札者を決定 大阪府では、PFI事業で実施する「大阪府立消防学校再整備等事業」の入札を実施、4グループの参加を受 け付けた。今後、各グループにヒアリングを実施し、9月下旬に落札者を決定する。事業はBTO方式で事業 期間は平成51年3月末まで。予定価格は83億99,749,000円。 入札は今月1日、総合評価一般競争入札(WTOルール)で行われた。参加者となったのは、合人社・淺沼グ ループ(代表=合人社計画研究所、淺沼組、生和建設)、東急リニューアルグループ(代表=東急リニューア ル、東急建設、ビケンテクノ、関西給食)、UFJセントラルリースグループ(代表・UFJセントラルリー ス、安藤建設、NIPPOコーポレーション、オリックス・ファシリティーズ、ニッコクトラスト)、ワール ド・アミーグループ(代表・ワールド・アミー、アイ・エフ建築設計事務所、アミー建築事務所、大末建設、 淀建設工業、日立ビルシステム、丸玉給食)の4グループ。 今月下旬から各グループに対してヒアリングを実施。その後、「大阪府立消防学校再整備等事業に係る選定事 業者審査委員会」により、入札価格からの定量的事項と事業計画や施設整備、維持管理等の関する定性的事項 について評価を行い、9月下旬に落札者を決定する。 PFI事業者は、特別目的会社(SPC)を設立して、施設整備業務と維持管理業務、食堂等運営業務、大規 模修繕業務を行う。事業は、施設建設後に所有権を大阪府に移転し、事業期間中に維持管理業務等を実施する BTO方式。 事業は、大東市平野屋1―4―1の府立消防学校敷地内(24614.28?)で、既存の本館(延面積1849.32?) はじめ寮舎(同2995.12?)などを解体撤去、新たに教育・管理機能施設(同4058?)や宿泊機能施設(同 4728?)、屋内訓練場(同3869?)などを整備する。 落札者は、SPC設立後、12月下旬に府と事業契約を締結、平成19年1月から設計(期間9ヵ月)並びに建設 工事に着手、同21年4月に宿泊機能と教育・管理機能の一部引渡しと維持管理業務を開始、同23年3月末には 全ての施設の引渡しを完了させ、同51年3月31日まで事業を実施する。