受注機会確保へ ＡランクとＢランクで 兵庫県では、今年４月に発表した「平成18年度入札・契約制度の新たな改善」の中で、受注機会確保の一環と して上げていた一般土木工事に係る発注対応金額の見直しについて、８月以降の入札から実施する。 見直したのはＡランクとＢランクの発注金額。Ａランクでは現行１億円以上からを７千万円以上からに、Ｂラ ンクは３千万円以上１億５千万円未満を、２千万円以上から１億５千万円未満に、そぞぞれ引き下げた。 金額の見直しについては、公共投資総額の減少や発注規模の変化などに対応し、入札参加機会の均衡を図るた めに検討していたもので、このほど入札参加資格者名簿が確定したことから実施する。 今年度の制度改善では、受注機会確保はじめ６項目13施策での改善を予定。既に指名業者数の拡大や公募型指 名入札での参加要件引き上げなどを実施しているほか、10月以降には３千万円以上の建設工事等を対象に、電 子入札の実施も予定している。