住友ゴムグループのSRIハイブリッド(株)(本社・神戸市、福本隆洋社 長)はこのほど、同社の工場所在地の兵庫県加古川市に、衝撃吸収性を高めた クッション性遊具下用ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフPG(プレイ グラウンド)」150?を寄贈した。 今回の寄贈にあたっては、実際に施工した加古川市立野口北幼稚園で、加古川 市の山本勝教育長、野口北幼稚園の本岡友喜枝園長、同社の福本社長らが出席 して寄贈式が行われ、同社から加古川市に目録が授与されたのに対し、加古川 市から同社に感謝状が贈られた。
この「ハイブリッドターフPG」は、ゴムチップを使わずに砂を充填した芝丈の長い人工芝と弾性クッション 層で構成され、衝撃吸収性を大幅に改善したロングパイル人工芝。遊具下舗装材の性能は「臨界高さ」として 表され、この高さ以下からの落下であれば、脳に深刻な影響がないとされている。同製品の「臨界高さ」は 1.8mで、高い安全性が確保されている。 同社では、今回の加古川市以外にも住友ゴムグループ工場近隣の幼稚園や保育園に、はだしで遊べる園庭・遊 具下用舗装材の同製品を寄贈しているが、園関係者からは「子どもたちの遊び場の安全確保ができたうえ、屋 外で遊ぶ時間が増えてきているので体力増進にもつながる」等の声が寄せられている。
【写真:幼稚園に寄贈された「ハイブリッドターフPG」】