日銀の「生活意識アンケート調査」によると、国民は今後の物価上昇をハッキリと意識して居ることが分か った。「今後1年間で物価は3.7%上昇」と見ている。 物価上昇率が、金利を上回り、貯蓄より消費や投資が有利な状態となる、実質マイナス金利が続けば、住宅 購入や消費の過熱感が強まる可能性もある。 この意識調査は、物価は「購入する物やサービスの価格全体」と定義し、どの程度変化した(する)かを具 体的な数字で出し平均値を算出した。 過去1年間で実感した物価上昇の平均は2.4%。 原油高やサービス価格の上昇が影響したとみられる。