低迷していた、ゴルフ会員権の市況が回復している。 当期の売買が目立ったバブル期の比べ1/10以下の値頃感から、特に個人向けの低価格帯が人気だ。 本来のプレーを目的とする団塊の世代の意欲が高まり、女性らにも購買層が拡大、景気回復を映し、一部企 業が名門の会員権を買う動きも戻っているという。 全治兄関東地方のゴルフ場の回復が目立つが、関西、中部、信越地方も上向く一方、地域格差も鮮明になっ てきている。 6月の国内の売買市場は2600億程度だが、売買の業界では「更に価格が上がる余地は大きい」との見方 もある。