日本コンストラクション・マネジメント協会（日本ＣＭ協会）関西支部（三宅 秀則支部長）の「２００６年度支部総会」が６月27日、大阪市中央区の?竹中 工務店大阪本店・九階会議室で会員の代表ら約50人が出席して開催され、今年 度の事業計画などの各議案を承認するとともに、役員改選では三宅支部長を再 任した。 議事に先立って挨拶した三宅支部長は、昨年の一部業者による耐震強度偽装事 件でデベロッパーやゼネコン、設計者に対して一般の人々から不信感が寄せら れていることに言及し「我々は企業の社会的責任を一層自覚し、より良い品質 の建物を提供していかなければならない」と強調。そして、大阪では初めて実 施した「認定コンストラクション・マネージャー資格試験」など昨年度の支部 活動の成果を報告した後で「今年度も定例会や専門部会を中心に、支部活動を 推進して新たな展開をめざしたい」と力強く決意を示した。 引き続いて議事へと移り、2006年度の事業計画（案）をはじめとする各議案 をいずれも可決、承認した。このうち、今年度の事業計画では?定例会活動の さらなる充実?専門部会活動の定着?会員間の親睦会の実施?ＣＭｒ資格者の 活用の強化ーなどを図っていく。なお、任期満了に伴う役員改選では三宅支部 長が再選された。 また、総会終了後には日本ＣＭ協会の近江隆会長による講演「ＣＭにおける 『計画』と『マネジメント』」が行われた。
【写真上：三宅支部長】
【写真下：竹中工務店大阪本店で開かれた通常総会】