前田建設工業（株）関西支店（長谷康生常務執行役員支店長）と前友会関西支部安全 協力会（長谷川満会長）の共催による「2006年度安全大会」が15日、大阪市中央区の 朝日生命ホールで開催され、長谷支店長はじめ協力会の代表ら約400名が参加し新たな 決意で災害絶滅を誓い合った。 大会ではまず、物故者への黙祷が捧げられた後、協力会の長谷川会長が「基本を見直 し、必ずゼロ災害を達成できると信じ、それぞれのトップがＫＹ活動をはじめとする 取り組みを行ってほしい」と述べた後、長谷支店長が挨拶。長谷支店長は「労働災害 は成長するもの。必ずその成長を止めなければならない。他所でのこと、と他人事と せず、自分自身に置き換える共通の認識を持ってほしい」とし「世間は企業を厳しく 見つめている。安全を高め良い結果を残すのが受け継がれている前田の文化。安全、 品質を自らの手で自ら保証できるよう、できることから始めよう」と呼びかけた。
大会では引き続き、関西支店長表彰並びに協力会会長による安全表彰、安全衛生標語入選作品紹介に続き、 来賓祝辞では大阪中央労働基準監督署の山本博次長が「労働災害を防止するため、１人ひとりが安全管理を 強力に推進し、より一層の力を尽くしてほしい」と要請したほか、前田建設工業（株）建築本部の永尾眞常 務執行役員副本部長、前友会本部の大野康生事務局長からも祝辞が寄せられた。大会ではこのほか、元内閣 官房長官で元自由民主党幹事長の野中広務氏による特別講演「今、日本を憂う」、安全宣言などが行われた。
【写真】長谷支店長