(株)ナカノフドー建設大阪支社(溝口五郎常務執行役員取締役大阪支社長) は13日、大阪市中央区の森ノ宮ピロティホールで、2006年度「安全衛生推進大 会」を開催した。安全衛生方針の「人命尊重を最優先とし、安全衛生活動を積 極的に展開し、安全で快適な職場環境の形成を目指す」のもと、協力会社や社 員ら参加した約420人は新たに重災害ゼロを誓い合った。 物故者に対する黙祷が捧げられた後、猪木清大会実行委員会副委員長の開会宣 言で大会の幕が開いた。冒頭、溝口支社長が挨拶に立ち、「一人ひとり危険、 怖いという感覚を常に意識して、自分の安全は自分で守ってほしい」といい、 「現場で働く者はすべて我々の仲間、お互いに気配りを持って接してほしい」 と呼びかけた。また、「我々の現場は常に危険と隣り合わせ、労働災害のない 安全文化を構築しよう」と安全活動の協力を求めた。 続いて協力会社や協力会社職長、社員に対する安全表彰が行われた後、来賓挨 拶に移り、水口健殿大阪西労働基準監督署長が「大会を機に労働災害の認識を 高めてほしい。労働安全衛生マネジメントシステムの活動に参画して、安全で 快適な職場づくりを進めて頂きたい」と一層の安全管理の取り組みに期待を寄 せた。次いで、石田春己災害防止協力会会長が「ゼロ災害を目指すためには徹 底した安全管理を心掛ける必要がある。初心を忘れず、プロ意識を持って業務 に取り組んでほしい」と力を込めた。
この後、特別講演としてワンハンド・プロゴルファーの山手勝さんが「逆境からの挑戦!」をテーマに語っ た。他に作業所発表、安全宣言も行われた。
【写真上:溝口支社長】
【写真下:山下登志治大阪福支社長から表彰を受け取る受賞者(右】