ハザマ大阪支店(片山富雄・取締役常務執行役員支店長)の「2006年度安全衛 生推進大会」が12日、大阪市北区の東洋紡ビルでハザマ協栄会大阪支部との共 催で開催された。 大会には関係者ら約450人が参加。この中で式辞に立った片山支店長は、まず 「安全の基本は原点に返ること」と述べ、7月1日から始まる全国安全週間 の意義や背景について説明した。そして「無災害こそ真に価値あるもの。高 い価値観を持つようにする努力が求められる」と指摘。さらに「事故を発生 させないことはもちろん、ヒヤリ・ハットに至るまで起こさない、起こさせ ないことが大事。安全はすべてに優先するということを再認識し、幹部が先 頭に立って災害撲滅運動を展開してほしい」と呼びかけて式辞を締めくくっ た。 また、ハザマ協栄会大阪支部の官崎和宏支部長も式辞の中で「いかなる環境 にあっても我々には労災防止の責務がある。ひとたび事故を起こせば本人は もとより家族、会社、元請に計り知れない痛みと損失を与えることになる」 と述べ、より一層の安全管理活動の充実を約束した。
【写真上】約450人が参加した安全大会
【写真下】挨拶する片山支店長
大会では引き続き、大阪労働局労働基準部の伊藤秀一・安全課長並びにハザマの早川次雄・取締役専務執行 役員建築事業本部長による祝辞、大阪支店長表彰をはじめとする安全表彰、さらに元日本弁護士連合会会長 の中坊公平氏による特別講演「現場に神宿る」などが行われ、大会を意義あるものとして閉会した。