(社)日本建設機械化協会関西支部(星野満支部長)は8日、大阪市内のホテルで第57 回「通常総会」を開き、今年度の事業計画・収支予算などを決めた。冒頭、星野支部長 は力強い口調で、「産官学の強みを活かして保全分野に力を入れていきたい」といい、 また、小野和日児会長は挨拶の中で、7月13日から4日間幕張メッセで開かれる「建設 機械と施工技術展示会」をアピールした。
【写真:挨拶する星野支部長】
総会では、2005年度の事業・収支決算報告から今年度の事業計画・収支予算などを承認した。今年度の事業計 画では、TBMやシールド工法によるトンネル施工の現状と課題などの調査・研究の実施、大規模工事や特殊 工事を対象に見学会の開催を予定している。また、各部会ごとに積極的な活動の展開を図る。他に表彰式や講 演会も行われた。 総会に先立って星野支部長、小野会長がそれぞれ挨拶した。星野支部長は「保全分野は多種多様のニーズがあ る。産官学の強みを活かして保全分野に力を入れたい」と話した。また「支部活動を鋭意推進させ、様々なニ ーズに対応できる組織として歩んでいきたい」と力を込めた。一方、小野会長は展示会にふれ、「社会に役立 つ建設機械と施工技術を紹介したい」とPRした。 第33回「建設機械優良運転員・整備員」表彰の受賞者は次の通り。
【優良運転員】藤田悦夫さん((株)小松製作所開発本部建機第一開発センター)▽光田忠重さん(不動建設 (株))
【優良整備員】清水秀樹さん((株)坂本商曾)▽仲井秀一さん(新キャタピラー三菱(株)明石事業所)▽ 中川享さん((株)竹中工務店西日本機材センター)▽濱田敬((株)大林組大阪機械工場)▽藤代和久さん (コマツ近畿(株))