堺市が、今年４月からの政令指定都市移行の記念事業として実施していた「マ ンホールふたのデザイン募集企画」で、このほど最優秀賞１点、優秀賞２点、 佳作五点の各入賞作品が決定した。これは、市民のライフラインである下水道 の身近さ・存在を広く一般の人たちにも知ってもらうことを目的に、同市の政 令指定都市記念事業として昨年12月から今年１月末まで募集が行われていたも の。
【図：最優秀賞に選ばれた山崎さんの作品】
今回の募集には北海道から鹿児島まで、全国から523通のデザインの応募が寄せられた（個人応募数362通）。 この中から、越田英喜・大阪芸術大学客員教授ら五人の審査委員による厳正な審査の結果、最優秀賞に山崎雅 規さん、優秀賞に南口陽子さんら２名、佳作に松本幸恵さんら５名のそれぞれ作品が選ばれた。このうち、最 優秀賞に決定した山崎さんのデザインは、堺市の今後のマンホール設置工事で数年間使用される。 なお、４月28日には堺市上下水道局庁舎で表彰式が行われ、山田修司・堺市上下水道事業監理者から山崎さん らに賞状が贈られた。