大阪市住宅局、西住之江３民間開発プロポーザル 三井不動産に決まる 大阪市住宅局は２月14日、住之江区西住之江３の同局所管用地（約1,078?） 中堅層向け都市型集合住宅建設にあたって、民間開発事業者を対象に募集プロ ポーザルを実施した結果、４者の応募の中から、土地購入希望額１億7,100万 円と実現性の高い計画を提案した三井不動産（株）の案を選定した。
【図は完成予想の立面図】
《2006年度の着工、竣工予定》 提案によると、各住戸にパティオや吹き抜けを採用するなど、さまざまな住戸内計画を設定。配置計画につい ては全面道路から建設をセットバックさせ、ゆとりのある景観形成を意図した計画と、通風や採光などの居住 環境にも対応している。 事業対象地は住之江区西住之江３丁目の敷地1,078.08?。建物は地上２階建て。住戸は10戸で、１戸あたり延 べ97.2から98.84?。市は今後、土地売却を経て、2006年度の工事着手と竣工をめざす。 プロポは、計画的な住宅開発などの実現を目的に昨年12月に公募された。応募書類を提出した４者の中から、 学識者らで構成の審査委員会が２段階に分けて選考。２月１日に計画提案審査を、13日に価格提案審査を実施 した結果、多様な居住ニーズに応える住宅供給や周辺環境への配慮など総合的な観点から同社の案を選んだ。