●事例２「柏原駅西口地区第二種市街地再開発事業」 2007年６月末竣工へ 大阪府柏原市の「柏原駅西口地区第二種市街地再開発事業」は2003年10月から 事業協力者を公募し、04年１月に西松建設に決めた。特定建築者は04年３月か ら募集。同年６月に西松建設に決定し、６月10日に市と協定書を結んだ。工事 は西松・大鉄特定建設工事共同企業体により04年12月に着工。現在、順調に工 事を進め07年６月末の再開発ビル竣工を目指している。 同再開発は、ＪＲ柏原駅西口に位置する柏原市今町１丁目、上市１丁目及び大 正１丁目の一部約1.1haが対象。施設は大きく３つの街区に分け、街区１にＳ ＲＣ及びＲＣ造地下１階地上14階建て（延べ床面積２万0,466?）、街区２― １にＳ造地上１階建て（同1,091?）、街区２―２にＳ造地上２階建て（同126 ?）をそれぞれ建設。 整備方針は玄関口としての都市基盤を強化し、駅前広場や道路など公共施設の 整備、都市型住宅の供給と住環境整備を進めるとともに、商業業務施設や公益 施設の集積による地域の活性化を図り、防災性・安全性に優れたゆとりのある 都市空間を創造するとしている。
【写真上：柏原駅の玄関口、都市核を形成（完成予想図）。写真下：柏原市の景観】 （３）につづく