中国上海市が同市南東部の東シナ海に浮かぶ小島「小洋山」に建設中の海上コンテナターミナル「上海国際海 運センター洋山深水港」の第1期部分が10日、開港した。 中国の主要港である上海港は今年、貨物取扱量が世界一となる見通し。 第1期ターミナルは水深15メートル以上の岸壁を持ち、7−10万トン級の最新大型コンテナ船が停泊でき るバースが5つ設置される。 コンテナの年間取り扱い能力は300万TEU(長さ20フィートのコンテナ換算)。 2012年にはバースが30以上に増え、取り扱い能力は1500万TEUとなる計画で、投資額は約600 億元(約9000億円)。