普通建設事業費は4.1%減の3,003億円に 兵庫県はこのほど、平成19年度当初予算を発表した。予算規模は一般会計2兆 883億3千万円(対前年度比0.7%増)、特別会計1兆3,190億9,100万(同 5.1%増)など総額3兆6,057億9,100万円(同2.3%増)となっている。このう ち一般会計における普通建設事業費は、3,003億1,419万7千円で、対前年度比 4・1%減となった。事業では、「元気な兵庫」「安心な兵庫「安全な兵庫」 「信頼の兵庫」を基調として推進していく。
※図:新加古川病院の完成予想図 普通建設事業費のうち、補助事業は1,229億2,272万4千円で前年度比3.7%減、単独事業は1,483億1,051万2 千円で同4.1減となった。目的別では土木費が、予算全体の113.9%となる2,897億4,211万円(前年度比1.1% 増)となり、また部局別では、県土整備部は2,968億9,440万円(同0.4%増)となっている。 主な事業は次の通り。 元気な兵庫 ▽県立学校耐震化事業の実施 =95億2,310万円 (耐震設計など新規28校、継続14校) ▽県立学校の整備推進 =31億3,963万円(外装改修等) ▽県営住宅における建替、新型改修事業の推進 =100億4,902万円 (建替543戸、新型改修640戸、住戸改善30戸) 安心な兵庫 ▽新加古川病院の整備=34億7,005万円(建設工事等) ▽総合リハビリテーションセンター中央病院小児リハ病棟等の整備=9億4,047万円 (病棟・療養施設等延べ3,265.35?) ▽県施設省エネ化改修の推進 =4億6,379万円(西宮庁舎ら29施設) 安全な兵庫 ▽阪神南広域防災拠点の整備 =2億4,742万円 (甲子園浜海浜公園、延べ300?) ▽県有施設の耐震改修 =8億4,667万円 (改修3か所、実施設計3か所) ▽余部橋梁の架替事業 =4億800万円(延長307m、本工事等) ▽JR姫新線利便性向上対策の実施 =6億9,210万円(測量、実施設計等) ▽第2名神高速道路の事業促進 =4億8千万円 (宝塚市から川西市約14.3?) ▽フラワーセンターのリニューアル整備 =10億439万円 (加西市、実施設計・施設整備) ▽「尼崎21世紀の森」の推進 =21億3,910万円 (中央緑地の造成、用地買収等) ▽県営住宅の医事補修・耐震改修の実施 =29億5,089万円(耐震改修50戸他) 信頼の兵庫 ▽加古川総合庁舎・東播磨生活創造センターの建替 =44億3,482万円 (現庁舎敷地内での一体的整備)