トップページ  ▶プレリリース  ▶清水建設、ユ...

清水建設、ユニバーサルデザイン性能を見える化できる「シミズUD評価システム」を開発・実用化

シミズUD評価システムで施設のユニバーサルデザイン性能を見える化
~対策すべき空間の優先順位や具体的な対策を提案~
  清水建設(株)<社長  宮本洋一>はこのほど、各種施設のユニバーサルデザイン(UD)性能を見える化できる「シミズUD評価システム」を開発・実用化しました。このシステムにより、バリアフリー新法やバリアフリー条例などの遵法性、および施設のUD上の問題点や対策すべき空間の優先順位、具体的な対策などを明らかにできます。

  06年のバリアフリー新法(以下、新法)の施行を契機に、多くの地方自治体ではバリアフリー条例(以下、条例)を制定し、条例の適用対象施設を拡大するとともに、整備基準を付加してきました。そこで、こうした制度や社会動向に的確に対応していくことを目的に、「シミズUD評価システム」を開発しました。

  本システムによる評価は、「評価対象空間の設定」、「現地調査」、「分析・評価」の順に行います。「評価対象空間の設定」では、評価者が担当者から所定のヒアリングを行い、トイレや廊下、執務スペース等、評価対象空間を決定し、当該空間の利用者の特性や使われ方などを把握します。「現地調査」では、評価者が対象空間を巡回し、出入り口の幅、段差の有無等を所定の調査項目にもとづき調査します。最後の「分析・評価」では、システムが調査データを自動的に分析・評価して当該施設の問題点を抽出し、対策すべき空間の優先順位や施設の使いやすさを向上させる運用方法や改修方法を提案します。

  システムの特徴は、376の調査項目を設定するとともに、施設の特性や利用者特性に合わせた評価ができることです。調査項目は、法的基準にもとづく141の調査項目と、国土交通省や日本ファシリティマネジメント推進協会のガイドライン、当社の建物設備診断調査事例から選定したUD上配慮すべき235の調査項目から構成されており、施設の特性に合わせて調査項目をカスタマイズします。調査対象は、設備等のハード部分と運営・維持管理といったソフト部分の両方を含み、それぞれを利用者特性(特定・不特定)を踏まえて評価します。一連の評価に必要な期間は1週間程度です。また、施設のハード部分のみを1~2日で評価する簡易評価も可能です。

  当社は今後、本システムを活用して、新法や条例の適用対象になっている既存施設についてはUD性能を見える化して必要な対策を提案していくとともに、新築物件については的確なUD性能を備えた設計提案を行い、工事受注に結び付けていく考えです。
以  上

清水建設(株)

http://www.shimz.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。