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三井住友建設、ホタル保全の第二東名的場高架橋が竣工

ホタル保全の的場高架橋が竣工
―ホタル成育のビオトープを整備し、生物多様性保全に貢献―

  三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号  社長  則久  芳行)が施工を進めてきた第二東名高速道路的場高架橋他2橋(PC上部工)工事が竣工しました。
  本橋の特徴は、架橋地点にホタルの生息地として有名な的場川があり、ホタルの生育環境に影響を与えず、環境への影響を最小限とし生物多様性を保全できるように、工事箇所に支保工を建て込む必要のないプレキャストセグメント張出し工法を採用したこと、および工事現場にホタルの産卵場としてビオトープを整備し、中日本高速道路株式会社、富士常葉大学、地元自治会、NPO法人らとの協働により、ホタル鑑賞会や自然体験学習などの活動に取り組んできたことです。
  竣工後もビオトープは残され、豊かな自然と生物多様性の保全への役割を担うことになります。
<写真-1  工事現場内のビオトープ>

  
■経緯
  的場川は多くのホタルが見られる川として有名ですが、最近では、河川改修などが進んだ結果、ホタルの産卵や生育に適した場所が減少していると懸念されていました。
  そこで、本工事の施工に際しては、第一に、Cランプ第三橋以外の施工法を場所打ち工法からプレキャストセグメント張出し工法に変更し、的場川の周囲に支保工などの仮設構造物を設けないことで、河川空間も含めた現状のホタルの生息域を確保することとしました。
  第二に、橋梁直下の工事現場内にビオトープを設置して、ホタル生息域の拡大と産卵場所の増設を目指す計画としました。
■ビオトープを中心とした環境保全の取り組み
  ビオトープは、富士常葉大学・山田辰美教授のご指導のもとに、集中豪雨などの際における河川環境の激変に対するリスク分散の観点から、河川外の工事現場内に設けました。
  これまでに幼虫調査を3回実施し、2年半経過した本年2月の調査においてホタルの幼虫がビオトープ内に生息していることが確認されたほか、成虫の飛翔調査も3回実施し、個体数の維持が確認されています。
  また、環境保全には地域の協力と意識の向上が不可欠であることから、中日本高速道路株式会社、富士常葉大学、地元自治会、NPO法人らとの協働により、毎年6月に開催しているホタル鑑賞会や、地域の子供たちを対象とした自然体験学習の活動支援など、豊かな自然環境を次世代に引き継ぐことを目指した活動も行ってきました。
  このビオトープは工事竣工後も残されて、豊かな自然と生物多様性の保全への役割を担うことになります。
<写真-2  ホタル観賞会の状況>

  

<写真-3  自然体験学習の状況>

  

三井住友建設(株)

http://www.smcon.co.jp

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