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千代田化工建設、サブシー関連のEPCI遂行会社設立に向けたシンガポール・Ezra社と基本合意

サブシー関連のEPCI遂行会社「EMAS  Chiyoda  Subsea」社設立に向けた
シンガポール・Ezra社との基本合意について
  千代田化工建設株式会社(本社:横浜市  代表取締役社長:澁谷  省吾)とEzra  Holdings  Limited(本社:シンガポール、以下、「Ezra社」)は、海中・海底(サブシー)関連の設計・調達・建設・据付(EPCI)業務を遂行する“EMAS  Chiyoda  Subsea”(以下、「ECS社」)を運営していくこととして、このたび基本合意に至りましたので、お知らせいたします。

  Ezra社は傘下のEMAS  AMCが有するサブシー関連工事専用の特殊船舶を運用し、メキシコ湾、アフリカ、アジア等グローバルにサブシー関連事業を展開しており、今後このEMAS  AMCを母体にECS社を設立。当社はECS社の株式取得と第三者割当増資の引き受けにより50%出資の持分法適用関連会社としてゆきます。ECS社はEMAS  AMCの事業を継承して事業を開始・展開させることとなります。

  当社は2013年に策定した中期経営計画の中で、オフショア・アップストリーム事業を成長戦略の1つと位置付け、英国の海洋分野等のコンサル会社Xodusグループとの資本提携、サブシー関連の基本設計等を行うXodus  Subsea社の設立等、遂行力強化に向けて着々と施策を実行して参りました。このたびのECS社への参画により、当社はサブシー分野の開発・設計フェーズからEPCIフェーズ、さらにはオペレーションフェーズまでの資源開発バリューチェーンの全てのフェーズを遂行できる体制が整うことになります。

  一方でECS社においては、同社の培ってきた実績に加えて、千代田・Xodusグループのコンサルティング・設計能力、当社のメジャーを中心とする顧客ネットワークや機器資材の調達力を含む大型プロジェクトの遂行能力を活用することによって、同社の事業を拡大させることを目指して取り組んでいきます。

  四方を海に囲まれるわが国の領海内に豊富に埋蔵されている資源を有効活用すべく、政府も「海洋基本計画」の中で日本企業の海洋プラント分野への進出が急務と位置付けております。当社のECS社への参画は、日本のエンジニアリング会社として初めてのサブシー関連のEPCIへの参入であり、日本独自のエネルギーセキュリティ確保に貢献できるよう挑戦してまいります。
以上


千代田化工建設(株)

http://www.chiyoda-corp.com/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。