トップページ  ▶プレリリース  ▶鹿島、シンガ...

鹿島、シンガポール保健省発注の国立伝染病センター新築工事を受注

シンガポールで国立伝染病センターの工事を受注
  鹿島(社長:中村満義)のシンガポール現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(社長:高橋正剛、以下KOA)は、このたびシンガポール保健省発注の国立伝染病センター新築工事を国際競争入札の結果、約550億円で受注しました。

  

  本プロジェクトは、市街中心地北側ノベナ地区にある国立総合病院  タントクセン病院に隣接・接続する形で建設され、シンガポール政府の掲げる「ノベナ・ヘルスシティ構想」(ノベナ地区一帯の医療都市開発)の中核施設となります。伝染病センター棟(地上14階建て)、医療イノベーションセンター棟(地上9階建て)が4層の地下構造物上に設けられ、タントクセン病院とは2本のリンクブリッジと2本のトンネルで繋がります。
  今回の施工会社選定は総合評価方式による国際入札で行われ、当社のほかに韓国系および地元建設会社が応札。鹿島はこれまでの安全・品質・施工等の実績から得られた高い評価点に加え、杭工法、および地上・地下構造の見直しによる低価格と工期短縮を両立した提案が評価され受注に至り、このたび工事に着手しました。

  KOAでは、2014年のシンガポール建設庁(BCA)アワードにおいてシンガポール国立技術教育機関(ITE)の中央キャンパス及び本部棟(公共施設部門)をはじめ、マリナ  ベイ  ファイナンシャル  センター  タワー3(商業施設部門)、NTT  セラングーン  ビルディング(生産施設部門)が各部門のBCAアワード本賞を受賞しており、当社の工事管理、品質管理、安全管理は同国の建設市場で高い評価を受けています。
  また、2013年に竣工したシンガポール国立総合病院  病理学棟(SGH  Academia)や、2014年竣工のシンガポール国立大学医学部棟(MD-1)など、シンガポール国内の医療関連施設の工事で実績を上げており、引き続き注力していきます。
■工事概要
  工事名:国立伝染病センター新築工事
  発注者:シンガポール共和国  保健省(Ministry  of  Health)
  設計者:CPG  コンサルタンツ(シンガポール)
  工事概要:鉄筋コンクリート造  地下4階地上14/9階建  施工延床面積192,812m2
  用途:医療施設(伝染病センター/医療イノベーションセンター)
  工事金額:約550億円
■参考
  シンガポール総合病院病理学棟が上棟(2012年4月23日プレスリリース)
  >http://www.kajima.co.jp/news/press/201204/23a1-j.htm
  シンガポールで国立大学発注の大規模工事を相次ぎ受注(2012年6月27日プレスリリース)
  >http://www.kajima.co.jp/news/press/201206/27a1-j.htm
  シンガポールで国立大学発注の工事を受注(2014年6月18日プレスリリース)
  >http://www.kajima.co.jp/news/press/201406/18a1-j.htm

鹿島建設(株)

http://www.kajima.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。