トップページ  ▶プレリリース  ▶福井村田製作...

福井村田製作所、先端商品開発の前工程増強で新生産棟を建設

福井村田製作所  新生産棟建設について

  

<要旨>
  株式会社福井村田製作所(福井県越前市)は、2014年12月より当社敷地内において、生産棟を建設いたします。
<新生産棟の概要>

  構造・規模  :鉄骨造地上5階
  延床面積    :22,620m2
  建築面積    :3,600m2(75×48m)
  工事期間    :着工2014年12月/竣工2015年9月
  総投資額    :100億円(建物、生産設備含む)
<背景>
  積層セラミックコンデンサは、従来からの需要に加えて、昨今は特にスマートフォンを初めとする高機能化が進展するモバイル機器向け、電装化が進展する自動車向けの需要が著しく増大しています。

  村田製作所では、積層セラミックコンデンサの生産を日本国内のみならず海外でも行っており、この中で福井村田製作所は、積層セラミックコンデンサの開発・生産拠点として、最先端商品開発の核となるマザー工場に位置づけられています。

  今回の新生産棟の建設は、先端商品開発における前工程の増強を目的としており、高い技術レベルと管理レベルによる低コスト・高品質を促進するとともに、最先端商品の開発をよりいっそう効果的に行なうことで、さらなる需要拡大へ対応できる体制を構築します。これにより、これまで以上に迅速な新製品立ち上げを可能にし、お客様へのタイムリーな新製品提供を図ります。

  なお、当面の2年間での技術者・生産作業従事者の新規採用は約100名の予定です。
<積層セラミックコンデンサ>
  コンデンサとは一時的に電気を蓄える機能を持った電子部品で、電流に含まれるノイズを取り除いたり、必要な信号だけを取り出したりなど、電子回路の中でさまざまな形で使われています。積層セラミックコンデンサは、小型化・大容量化のために、電極を印刷したセラミックシートを何層も積み重ねたコンデンサです。

  電気および電波を扱う機器には必ず使われ、スマートフォンでは1台あたり約700個、ノートパソコンで約800個、自動車には約1,000個搭載されています。村田製作所の積層セラミックコンデンサの世界シェアは約35%(当社推計)です。
<株式会社福井村田製作所>

  所在地    :福井県越前市岡本町13号1番地
  創業      :1955年3月
  資本金    :3億円
  代表者    :代表取締役社長  村田  恒夫
  事業所長  :取締役事業所長  森安  勝幸
  従業員数  :3,500名(男性:2,500名、女性:1,000名)(2014年7月31日時点)
  事業内容  :積層セラミックコンデンサ、ノイズ対策製品などの開発・製造
  Webサイト  :http://murata.co.jp/fukuimurata/index.html

(株)村田製作所

http://www.murata.co.jp/index.html

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。