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フジテック、グローバル事業本部を中国・上海に移転し世界戦略の展開と事業拡大を推進

グローバル事業本部を上海に移転し、

世界戦略の展開と事業拡大を推進!
  フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市  社長:内山高一)は、フジテック・グループを統括するグローバル事業本部を、2011年4月1日より、日本から中国・上海に移転し、上海からグローバル事業の展開を図っていきます。
  これによって、アジアでの事業拡大を加速するとともに、グローバル市場において、フジテック・グループ全体のプレゼンスを一層高め、マーケットシェアの拡大、売り上げ・収益の更なる向上を目指していきます。
【組織改編の目的】
  昇降機業界において、今や中国でのエレベータ新設需要は、年間30万台に近づくマーケットに拡大しており、これは世界の年間需要60万台の半分を中国が占めることになります。
  このように、中国が世界最大の市場であり、またグローバル市場向け商品の供給の核となってきていることから、今回、グローバル事業本部を上海市松江工業区内にある「上海フジテック城」に設置するものです。

  市場とモノづくりに密着した形で、商品開発・販売・生産・調達などのグローバルビジネスを統括し、アジア地域を中心とした発展市場でのビジネスを加速していきます。

  フジテックでは、2011年4月から、中期経営計画“One  Goal,  One  Fujitec”2年目に入ることから、今回の組織改編を機に、グローバル事業戦略の更なる展開を図り、事業を強化・拡充することによって、グループ全体の収益拡大に取り組んでいきます。
【本部の組織構成】
  グローバル事業本部長としては、社長の内山高一が統括指揮し、副事業本部長には、南アジア担当  兼  フジテック・シンガポール社長のスグマラン・N・ピレーが就任します。
  また、グローバル事業を推進する「グローバル・オペレーション本部」の本部長には、専務執行役員の船見実生が就任し、グローバル販売戦略の立案、営業統括、営業支援を行う「グローバル営業部」と、生産・調達体制の企画、および管理、営業技術支援を行う「グローバル業務部」の2部門を管轄します。
[参考資料]
■「上海フジテック城」について
  上海市松江工業区内にある約15万m2の敷地内には、エスカレータ生産拠点「上海華昇富士達扶梯有限公司」(上海華昇フジテック)のほか、研究開発拠点「上海富士達電梯研発有限公司」(上海RDセンター)、エレベータ機器の生産・供給拠点「富士達電梯配件(上海)有限公司」(上海調達センター)が集結しており、敷地全体を「上海フジテック城」と称しています。

  「上海華昇フジテック」は、2001年12月、中国中紡集団公司との合弁により設立した、エスカレータおよび動く歩道の専業メーカーです。
  「上海RDセンター」は、2003年12月に設立し、エレベータやエスカレータの主要機器の開発を始め、安全・振動・騒音対策などの研究を行っています。
  「上海調達センター」は、2006年9月に設立し、2009年には新工場が完成したことから、フジテックのグローバル拠点向けに、エレベータの輸出や機器の供給を行っています。

  
■「華昇フジテック」について
  「華昇富士達電梯有限公司」(華昇フジテック)は、1995年12月、中国中紡集団公司との合弁によって、北京近郊の河北省廊坊市に設立したエレベータの専業メーカーです。
  1997年7月に本格稼働して以来、中国での旺盛なマーケット需要に応えながら、現在も生産体制の拡充を進めています。

  
以上

フジテック(株)

http://www.fujitec.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。