今回、ハイブリッド油圧ショベルを発売するに当たり、以下のポイントに焦点を絞って準備を進めている。
コベルコ建機は、2006年4月にINTERMAT2006展示会(フランス)に、世界では初めて、ハイブリットショベルの完成実機を展示して以来、2006年7月には、日本のCONETに、また2006年11月には米国ラスベガスCONCRETE建機展に、昨年10月には上海BAUMA展に出展するなど、欧州、日本、米国、中国と、世界の主要マーケットでハイブリッド油圧ショベル技術を公表している。
その後、モニター機による実験によってデータの収集を重ね、問題点の改良に取り組み、いよいよ来年1月より販売を開始する事になった。
【販売開始】:2010年1月驚異的な低燃費を実現
コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:小谷重遠、以下:コベルコ建機)は、ハイブリッド油圧ショベル『SK80ハイブリッド(本体型式SK80H?2)』(8トンクラス)を2010年1月より発売した。
コベルコ建機株式会社は当初、本年6月より販売を計画していたが、試作機でのデータ解析を徹底し、最終仕様の決定に慎重を期し、既に20トンクラスの現行機では、従来機と比べ、2割の省エネを実現してるが、今回8トンハイブリット機で、現行7トン機と比べても、4割の燃費低減を実現し、圧倒的に低燃費であるハイブリッド技術を世の中に供給していく事により、『燃費のコベルコ』の地位を確固たるものしたいと考えてる。
(1)世の中には無い、圧倒的な低燃費を実現すること。
(2)CO2の削減は、地球上の何処でも必要な事ではあるが、先ずは人に近い住宅地で活躍し効果を実感できる商品にすること。今回発売するハイブリット建機は8トンクラスの都市型建機で、燃費低減、CO2の削減に加え、圧倒的な低騒音である事を実感できる自信作となっている。
コベルコ建機のハイブリッドシステムは、低負荷時にエンジンの余剰エネルギーを蓄積し、高負荷時にエンジンをアシストすることで、エンジン負荷を平準化するシステムで、これにより、従来機より小型のエンジンにすることが可能となり、大幅な燃費向上が可能になる。また、旋回減速時のエネルギーの回収に加え、エンジンのアイドリング時のエネルギーも蓄積し、再利用するという、建機では初めてのコベルコの独自技術によって更に燃費が改善する。(1分以上アイドリングする場合は、現行機と同様、アイドリングストップ機能を搭載しており、きめ細かくエネルギーを節約できる。)
今回販売を予定しているハイブリッド油圧ショベルは、ニッケル水素バッテリー方式を採用しており、バッテリー方式は(1)エネルギー密度が高く、アシスト効果が大きい事、(2)エネルギー密度が高い分、バッテリー体積をより小型化出来る等、省エネ性と搭載性の両面でメリットがある。
燃費の改善効果は、最低でも40%向上が可能となり( 当社基準による現行機比)。モニター稼動現場の実績データでは、これを上回る驚異的な燃費改善を達成した。
(燃費改善例;家屋解体現場で▲54%、産廃処理現場で▲59%、宅地造成現場で▲60%など)
【販売価格】:2,530万円(メーカー希望小売価格)
【販売目標台数】:当面、年間10台
コベルコ建機 株式会社
ホームページ:http://www.kobelco-kenki.co.jp/