(社)大阪建設業協会(奥村太加典会長)では、「第60回物故先覚者慰霊祭」を6 日、大阪市天王寺区の生國魂神社で執り行った。慰霊祭には、奥村会長並びに遺族、 協会関係者ら約40人が参列し、新霊4柱と物故会員の御霊384柱を合祀した。 14時からの慰霊祭では、厳かに神事が進められる中、祭主である奥村会長が祭詞を奏 上。奥村会長は、建設業の発展に貢献した先人の業績に敬意を表すとともに、厳しい 環境にある現状に触れながら、「安全で安心な国民生活を維持するための社会資本整 備の担い手として建設業の果たす使命は重大である」とし、協会創立100周年を節目と し、「新たなスタートとして、先輩各位のご遺訓を守り、建設業の社会的使命と責務 を自覚し、さらなる発展に寄与していく」との決意を霊前に誓った。 この後、奥村会長はじめ遺族代表、来賓として社日本建築協会の中井進会長、西日本 保証(株)大阪支店の安部紘二支店長、協会から森本晴夫副会長らが順次、玉串を霊 前に捧げた。また、慰霊祭に先立っては、家造祖神社に参拝して建設業の繁栄、発展 を祈願した。