□□□□□□ 大京ら3社 33階建て総戸数169戸 □□□□□□ ?大京(本社=東京都渋谷区)、オリックス不動産?(本社=東京都港 区)、?ノバック(本社=兵庫県姫路市)の3社はこのほど、神戸市中央区 で建設中の超高層マンション「ライオンズタワー神戸元町」プロジェクトを 発表した。 同プロジェクトは、JR神戸線「元町」駅から徒歩4分、阪神本線「元町」 駅から徒歩3分、また地下鉄海岸線「みなと元町」駅から徒歩2分に位置。 神戸のシンボルロード、栄町通に面した旧第一勧業銀行神戸支店跡地(長野 宇平治設計、1916年建築。阪神・淡路大震災で全壊)を開発するもの で、所在地は神戸市中央区栄町通3―6。
【写真】上: 完成予想図
【写真】下:モデルルーム内
■ 設計・管理 浅井謙建築研究所 ■ 施工 錢高組 基壇部には、西欧の古典主義建築を象徴するオーダー様式のデザインを採用。 従前の景観を継承しつつ、地域交流の場として通り抜け可能なウオーターガーデンやウエルカムガーデン、 コミュニティガーデンを配置する計画(総合設計制度による公開空地率は47・88%、約815平方 ?)。 敷地面積1,701・99平方?、RC1部S造地下1階地上33階建て、総戸数169戸(住戸166 戸、店舗1戸、スカイラウンジ兼集会室1戸、防災センター1戸)、建築面積851・77平方?、延べ2 万3,433・39平方?(容積対象外面積8,039・19平方?含む)の規模を有する。 高さは120・98?。設計は浅井謙建築研究所、施工は錢高組が担当。 19年9月に着工し、21年9月中旬頃の竣工、入居開始の予定。建物立面構成は1階がエントランス、3 階から30階はプレミアムフロア、30階は共有部分のスカイラウンジ、31階から33階(12戸)はプ ロミネンスフロアとしている。 構造に関しては、建物内部に制震装置を設置し、地震・強風時に加わる力を吸収し梁や柱への力を低減させ る制震構造を採用する。 制震間柱タイプの制震装置を3階から26階の共用部メーターボックス内に設置し、必要時のメンテナンス に容易な点検対応ができる。 梁と柱の「ラーメン構造」と制震装置の「制震構造」の2重の柔構造とし、躯体構造の安全性を強化してい る。 また、オール電化を採用するほか、セキュリティシステム、スカイラウンジ、コンシェルジュサービスなど を導入する。 間取りは1LDK+WICから3LDK+DEN+WIC+ユーティリティーコーナー。 専有床面積は40・99平方?〜132・86平方?。 10月上旬から開始する第1期販売では、高層階を中心に予定価格帯が5000万円台〜1億4000万円 台(予定最多価格帯7000万円台)とし、20戸〜30戸を販売する。 なお、同プロジェクトの総事業費は約90億円、事業比率は大京50%、オリックス不動産30%、ノバッ ク20%。 ■田嶋猛・大京大阪支店長の話 「3社の住宅開発力、販売力などを結集した、神戸元町のランドマークとなるプロジェクト。早期完売に向 け力を注ぎたい」