北近畿の行動拠点ＪＲ綾部駅北側に誕生 ＪＲ山陰線綾部駅北側に、全74室のビジネスホテルが完成し、15日にグランド オープンを迎えた。有限会社ホテルロイヤル綾部（家田11代表取締役）が、京 都府綾部市井倉新町瓜田に建設を進めていたもので、鉄筋コンクリート造六階 建て、延べ床面積2,031.87平方ｍ。施工は金下建設?が担当し、全工期無事 故・無災害のうちに高品質施工を達成した。
【写真】１５日にオープンを迎えたアールイン・綾部
〜〜金下建設が高品質施工・全工期無災害も達成〜〜 「人・街・里が輝く市民都市・綾部」を目指す都市像として掲げた第四次綾部市総合計画に基づきながら、各 施策を計画的に推進している綾部市の玄関口に誕生した「アールイン・綾部」。北近畿の行動拠点に最適なビ ジネスホテルは、シングル６８室、スタンダードツイン五室、デラックスツイン一室の合計74室を擁するもの で、女性専用ルーム（シングル二室）も備えている。 また、全室に高速ＬＡＮならびにワイドベッドを完備して、宿泊客に利便性とゆとりを提供するほか、一階に は、こだわり麺と丹波美酒を味わえる御麺処「綾家」、喫茶室も設けて快適性を高めている。 一方、建築、電気設備、機械設備工事などを担当した金下建設?では、ＪＲ山陰線と近接する綾部駅北側での 施工だったため、飛来落下防止ならびに重機の転倒防止に細心の注意を払いながら安全第一に品質の向上を目 指していった。 升田榮二所長をはじめとする精鋭スタッフが一丸となって取り組んだその工事は、今年の１月23日に催された 起工式を契機として本格化していき、プレボーリング拡大根固め工法によってＰＨＣ杭（径500?、長さ７ ｍ、合計93本）を打設した。 掘削や一連の基礎工事を経て４月から躯体に着手。ワンフロア当たり約２週間ピッチで上昇していき、６月末 に打ち上げを果たした。 品質管理については、外壁タイルの剥離防止に留意。試験張りにおいて付着力のチェックを入念に行った上 で、本工事を進めた。 また、顧客からの要望が強かった各設備工事も慎重に進め、８月末にはすべての工事が完成。この間、金下建 設?では、墜落・転落災害の防止に重点を置いた安全管理活動を緻密に展開して全工期無事故・無災害を達成 した。 升田榮二所長の話 顧客に満足していただける建物を無災害で完成させることができたのは大きな喜び。現在、来年２月の完成を 目指して推進している「アールイン・福知山」の工事にもこの経験を生かしていく。