産・学・官・民の期待高まる大規模プロジェクト 阪急不動産(株) 「北摂千里 次世代計画 」 千里ニュータウンで最初に開発された佐竹台をはじめ桃山台、古江台に総戸数 1,000戸を越える集合住宅プロジェクト「北摂千里 次世代計画」が始動 した。阪急千里線・南千里駅の南側にワイドスパン住戸を配置するマンション を、また、同線・北千里駅の近くでは分棟配置型マンションを計画。北大阪急 行・緑地公園駅と桃山台駅の中間地にはオール電化マンションを、一方、桃山 台駅の近接地には環境創造型マンションが開発される。いずれも、19年度以 降の順次、竣工をめざす。施主は阪急不動産?。 ワイドスパン住戸を特徴とする千里・佐竹台プロジェクトはNTT社宅建替え 事業で、RC造(一部S造)地下2階地上10階建て延べ1万9,657.6 1平方?。設計・監理は?エヌ・ティ・ティファシリティーズ。施工は安藤建 設?。
また、オール電化マンションとなる緑地公園前プロジェクトは免震構造で、RC造地上13階建て(南棟)、 地下2階地上11階建て(東棟)、延べ2万1,601.54平方?。設計・監理・施工は?奥村組。 他に豊中市新千里南町プロジェクトは旧日本住宅公団建替え事業で、RC造で5棟、延べ6万2,641.8 平方?。設計・監理・施工は?奥村組。 吹田市古江台プロジェクトは住民参加型コミュニティ・ガーデンの思想を取り入れるというもので、RC造地 下2階地上8階建て延べ1万1,82.16平方?。設計・監理・施工は?竹中工務店。
【写真上】阪急不動産 : ワイドスパン住戸を特徴とする千里・佐竹台プロジェクトの立て替えパース
【写真下】(株)日本エスコン : ファミリータイプの中高層マンション3棟の完成予想図 〜〜〜〜〜 (株)日本エスコン 「千里ディアヒルズ」開発計画 〜〜〜〜〜 千里丘陵地(吹田市長野東17)で、自然のパワーをとり込む環境共生型の街「千里ディアヒルズ」の開発計 画が進む。甲子園球場の約7倍の広さを持つ約9万8,000平方?の敷地にファミリータイプの中高層マン シ ョン3棟を建設する145区画の戸建て住宅や高齢者福祉施設など5つの特色ある施設を描いた。 開発コンセプトは豊かな自然と住環境の調和、多世代の共生。街を一つの森生の丘と捉えているところがポイ ント。総事業費は約240億円。平成20年の街開きをめざす。事業主は?日本エスコンなど。 設計・監理は?TOKI設計、総合デザイン監修は?高松伸建築設計事務所。総合施工は大林組。
開発地で、メーンとなるファミリー層対象の中高層マンションは3棟で、外観はいずれも太陽光や木々、草花 との共生を感じながら人が集い、住まう土地を連想させる複数のアースカラーを用いて表現。施工は東海興業 ?大阪支店。 3棟のうち、昨年9月に着工したブライト・リッジはRC造地下1階地上15階建て、延べ2万6,931平 方?の規模。残る2棟はアーバ・リッジがRC造地下1階地上12階建て、延べ1万3,361.82平方 ?、クレセント・リッジがRC造地下1階地上8階建て、延べ7,292.5平方?。 20年3月下旬から入居開始。他にも戸建て住宅145区画や高齢者福祉施設、教育施設など多彩な施設や自 然公園を計画しているが、いずれも内容は今月以降、具体化される。