国内で初めて電柱を直接つかむ技術を採用した 電柱建替車「電柱ハンドリング車」を導入します JR西日本グループである西日本電気システム株式会社は、株式会社タダノと共同で開発した、新たな電柱建替車「電柱ハンドリング車」を導入します。 この「電柱ハンドリング車」には、電柱を直接つかむ「ハンドリング技術」を国内の電柱建替車で初めて採用しています。 電柱をつり上げる工法から直接つかむ工法への変更により安全性の向上、作業の省力化を図ります。 ■詳細 1 電柱ハンドリング車の概要 (1)全長:8,350ミリメートル (2)全幅:2,480ミリメートル (3)全高:3,220ミリメートル (4)車両重量:19.6トン (5)共同開発: 株式会社タダノ 西日本電気システム株式会社 (6)使用方法:踏切から線路上にして作業箇所まで線路を自走移動し、電柱建替作業を行う 2 導入効果(安全性向上、省力化) これまでクレーンでつり上げていた電柱を、短いアームで直接つかむことができるため、 (1)「吊り金具の取り外し・取り付け」という高所作業が不要になる (2)ほかの設備との接触範囲が狭くなり、電線の移設が不要になる (3)横揺れがなくなり、誘導のための補助者が不要になる 3 今後の計画 ・2017年10月より、訓練設備にて作業員の教育訓練を開始 ・教育訓練の完了後、在来線の電柱建替作業に使用予定 西日本旅客鉄道(株)
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