トップページ  ▶プレリリース  ▶大成建設、現...

大成建設、現場打ちコンクリート工事のCIMシステム「T-CIM/Concrete」を構築

現場打ちコンクリート工事のCIMシステム「T-CIM(R)/Concrete」を構築
生コンクリート情報の電子化により生産性向上と品質向上を支援
  大成建設株式会社(社長:村田誉之)は、施工関連情報を管理、共有するT-CIM(R)()

  *図1は添付の関連資料を参照

  「T-CIM(R)/Concrete」の特徴を以下に示します。

  (1)現場打ちコンクリート工事の全関係者は、インターネットに接続できる情報端末から、いつでもどこでも現場打ちコンクリートの出荷状況、運搬状況、受入状況、打設状況および品質試験結果を入力、閲覧できます。(図-2、3参照)

  *図2・3は添付の関連資料を参照

  (2)生コンクリートの打設状況情報をリアルタイムに共有することで、生コン車の待機時間や配車を最適に管理でき、フレッシュな生コンクリートの打設が可能となるためコンクリートの品質が向上します。

  (3)従来、コンクリート打設後に作成していた打設管理帳票や品質試験管理図などは、本システムから自動出力できるため、工事担当者の業務を効率化し、現場の生産性向上に寄与します。(図-4参照)

  (4)コンクリートの打設情報および品質管理情報は、WEBサーバ上で一元管理されるため、コンクリート製造から打設に至る経過を正確に追跡でき品質保証の信頼性が向上します。また、これらの情報をコンクリート躯体の3次元モデルと連携してCIM()

  *図4・5は添付の関連資料を参照

  今後、当社では、国土交通省が推進する「i-Construction(

  ※2  CIM(Construction  Information  Modeling)は、2012年に国土交通省が建設事業全体の生産性向上を目指して提唱した情報システムです。CIMでは、各工事の3次元モデルに、関連する属性情報を紐付けたCIMデータを構築し、建設事業フローの川上である調査計画、設計積算段階から川下である施工、維持管理段階まで、コンピュータやネットワーク上で一元的に管理しながら情報共有を図り、合意形成や設計、施工の高度化、維持管理の効率化を目指します。

  ※3  i-Constructionは、2016年に国土交通省が今後の労働人口減少に対する生産性向上のために発表した施策のひとつです。i-Constructionでは、ICT(Information  Communication  Technology)の急速な発展を踏まえ、(1)建設現場の最先端工場化、(2)建設現場へ最先端のサプライチェーンマネジメントを導入、及び(3)建設現場の「規制」と「既成概念」の打破と継続的な「カイゼン」により建設生産プロセスにおける建設現場の生産性を抜本的に向上させることを目指しています。

大成建設(株)

http://www.taisei.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。