「御堂会館」建替着手および「エクセルホテル東急」関西初出店のお知らせ
この度「南御堂」真宗大谷派難波別院(大阪市中央区:代表役員 宮浦一郎)は、2016年1月をもって閉館しておりました「御堂会館」の建替を決定いたしましたのでお知らせいたします。
大阪のメインストリートである御堂筋の名前の由来ともなった「南御堂」難波別院は、これまで400年に亘り、親鸞聖人が顕かにされた浄土真宗の教えを伝えてまいりました。その中で「御堂会館」は、1961年に難波別院の山門を兼ねて建設されて以来、教化伝道や文化交流発展など大阪市民の皆さまに親しまれてきましたが、施設の老朽化が進み、止むなく2016年1月をもって閉館しておりました。
しかしながら、難波別院といたしましても、将来に亘って浄土真宗の教えを発信していくために、「御堂会館」が必要であると考え、事業者の資金による建替を模索してまいりました。
このような状況の中、このたび「御堂会館」の建替に着手すべく、積水ハウスグループの積和不動産関西株式会社(大阪市北区:代表取締役 松吉三郎)を建替事業者とし、株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区:代表取締役社長 小林昭人)が運営する「エクセルホテル東急」を主たる用途として決定し定期借地権の設定契約に至りましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.建替事業者の決定について
真宗大谷派難波別院では、老朽化が進んでいた御堂会館を2016年1月より閉館し、定期借地権を活用した建替を検討しておりました。複数の事業者の中から提案を募り検討を重ねました結果、積和不動産関西株式会社を選定し事業者として決定いたしました。
2.建替後の主たる用途および運営者について
建替後の用途は、株式会社東急ホテルズが運営する、日本初の寺院山門と一体となったホテルに加え、浄土真宗の教えを発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室等を含む、高層の複合施設となります。
3.株式会社東急ホテルズが運営するホテルについて
本ホテルは、御堂筋の新たなランドマークに相応しい、関西初の「エクセルホテル東急」として誕生いたします。これまで多くの人とひととが出会い、心とこころとを結び、広く文化交流の役割を担ってきた難波別院の歴史を継承し、世界各国から集まるお客様に、日本のおもてなしや上質な滞在空間を体感していただける新しいホテルをご提案します。また、大阪を訪れるビジネスパーソン・国内レジャーのお客様にも満足していただけるくつろぎをご提供いたします。
4.事業スキームについて
真宗大谷派難波別院の境内地の一部に60年間の定期借地権を設定した上で、積和不動産関西株式会社が複合施設を建設の上、事業を行います。
(1)賃貸人:真宗大谷派難波別院
(2)賃借人:積和不動産関西株式会社
(3)土地所在(地番):大阪市中央区久太郎町四丁目68番5
(4)土地面積:2,589.76m2
(5)定期借地権設定期間:2017年10月1日から2077年9月30日まで(60年)
5.スケジュールについて
東京五輪前の2019年冬の開業を目指し、既存建物2棟(御堂会館、教化センター会館)の解体、インフラ再整備、及び新築建物の基本設計につきましては既に着手いたしました。
6.設計者・施工者について
既存建物解体:施工 株式会社竹中工務店
インフラ移設:設計施工 株式会社竹中工務店
新築:
設計(建築・設備) 株式会社IAO 竹田設計
設計(構造) 株式会社竹中工務店
施工 株式会社竹中工務店(予定)
7.その他
計画建物、事業計画等の詳細に関しましては、確定後に開示いたします。
以上積和不動産関西(株)
http://www.sekiwakansai.co.jp/
*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。