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鹿島、ベトナムの不動産開発市場へ進出

ベトナムの不動産開発市場へ進出
現地のデベロッパー  Indochina  Capital社と開発新会社を設立

  鹿島(社長:押味至一)は、安定した経済成長を背景に、不動産市場の拡大が予想されるベトナムにおいて不動産開発事業を展開していくため、このたびアジア統括現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(以下KOA)の傘下に、ベトナムのデベロッパーであるIndochina  Capital社との開発合弁会社「Indochina  Kajima  Development社」を新たに設立することに合意しました。
  鹿島は、海外市場における永続的事業展開には、現地のネットワークやノウハウを背景にしたプラットフォームの構築が不可欠と考えています。そのため、ハノイ、ホーチミンやダナンにおいて豊富な開発実績を有するIndochina  Capital社をパートナーとして、ベトナムでの不動産開発事業を推進することにしたものです。
  今後、Indochina  Kajima  Development社を事業基盤として、ホテル、サービスアパートメント、住宅、オフィスなどの開発を中心に、積極的な事業展開を図ります。

【Indochina  Kajima  Development社  概要】
  事業内容:不動産開発、アセットマネジメント
  所在地:ハノイ(本社所在地)、ホーチミン
  設立日:2016年10月(予定)
  またこれに先立ち、KOAは、ベトナムにおける不動産開発や運営ノウハウを獲得するため、Indochina  Capital社の開発物件である、同国ダナンの「リバーサイドタワー・コマーシャルセンター」を取得しました。
  本物件は、ダナン唯一のクラスAオフィスと商業施設の複合施設です。ダナンはホーチミン、ハノイに次ぐベトナム第3の都市で、ベトナム中部の経済・文化の発信地として、今後もさらなる発展が期待される都市です。
  鹿島は、ベトナムにおいて1994年のガーデンプラザホテル新築工事(ホーチミン)以来、建築事業中心に事業展開してきましたが、今後は建築・開発の両事業を、幅広く推進してまいります。

  *参考画像は添付の関連資料を参照

  ※オフィス・住宅のツインタワーが商業施設の上に建つ構成となっており、写真左側の高層棟(住宅)は今回の取引対象外。

【リバーサイドタワー・コマーシャルセンター  物件概要】
  所在地:ベトナム  ダナン中心部
  用途:オフィス、商業施設
  建物規模:13階建て(オフィス10フロア、商業施設3フロア)
  貸床面積:10,872m2
  建築年:2008年
  取得日:2016年5月

鹿島建設(株)

http://www.kajima.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。