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鹿島、制震オイルダンパー「HiDAX-R」が「(仮称)OH-1計画」に採用

新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R」が「(仮称)OH-1計画」に採用
振動エネルギー回生システムによる世界最高の制震効率に高い評価
  鹿島(社長:押味至一)が開発した、新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R(Revolution)」が、このたび三井物産株式会社、三井不動産株式会社が大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業「(仮称)OH-1計画」に採用されることになりました。本計画は、建物の延床面積が約36万m2と、都内でも有数の超大型再開発プロジェクトであり、今回建設されるA棟、B棟にHiDAX-Rが導入されます。現在都内で建設中の大規模プロジェクト3件に続き、これで4件目の採用となりました。

  *参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照

  HiDAX-Rは、地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、揺れを止めるアシスト力として利用する「振動エネルギー回生システム」を搭載し、従来型装置の限界を大幅に超え、世界最高の制震効率を達成した最新鋭の制震オイルダンパーです。一般的な制震構造と比較して揺れ幅を半減、揺れが収まるまでの時間を約1/10にまで、劇的に短縮します。
  今回の採用にあたっては、このHiDAX-Rが風揺れから震度7の大地震まで幅広い効果を発揮すること、特に、頻度の高い震度4~5クラスの地震や長周期地震動等に対し、揺れ幅の低減や短時間での振動の収束に高い効果を発揮することなどを高く評価いただきました。

  *参考画像は添付の関連資料「参考画像(2)」を参照

  鹿島はこれからも、建物の高い耐震安全性はもちろんのこと、居住性や事業継続性を重視した安心性能へのニーズにも応えるべく、HiDAX-Rの積極的な展開を図ってまいります。

■プロジェクト概要
  ・事業主:三井物産株式会社、三井不動産株式会社
  ・計画地:東京都千代田区大手町一丁目2番
  ・主要用途:事務所、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
  ・延床面積:約357,700m2
  ・階数:A棟:地上31階、地下5階  B棟:地上39階、地下5階
  ・設計・監理:日建設計・鹿島建設  設計共同企業体
  ・デザイン・アーキテクト:Skidmore  ,  Owings  &  Merrill  LLP(SOM)
  ・施工:鹿島建設株式会社
  ・完成予定:2020年2月末

  ※世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置「HiDAX-R【Revolution】」を開発
  http://www.kajima.co.jp/news/press/201507/27a1-j.htm
  (2015年7月27日プレスリリース)

鹿島建設(株)

http://www.kajima.co.jp/

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