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清水建設、国内原発の廃止措置事業で英社と技術協力協定を締結

国内原子力発電所の廃止措置事業に関する国際的な協力関係を構築
~イギリスのCavendish  Nuclear社と技術協力協定を締結~
  清水建設(株)<社長  井上和幸>はこのほど、日本国内における原子力発電所の廃止措置事業について、海外での廃止措置事業の経験が豊富なイギリスのCavendish  Nuclear社<Managing  Director:Simon  Bowen>と技術協力協定を締結しました。当社は今後、同社の技術的知見も生かし、国内原子力発電所の廃止措置事業への参画を目指します。

  Cavendish  Nuclear社は、50年以上に亘り原子力発電所の除染、解体を手掛けてきました。現在は、イギリス国内でガス冷却炉、高速増殖炉、研究炉等、多数の原子力発電所の廃止措置マネジメントを手掛けるなど、廃止措置計画や廃棄物の管理、廃止措置作業用遠隔操作機器の設計及び製造等に関する豊富な経験を有しています。

  当社は、原子力発電所の設計、建設、保守業務に関する長年の経験に加えて、研究炉や日本原子力発電東海発電所(国内初の商業炉)の廃炉に約40年間、継続的に携わるなど、原子力発電所建屋のライフサイクル全般に亘って対応できる技術と経験を蓄積しています。

  今後、双方が保有する廃炉関連技術を開示し合い、情報交換を行うとともに、個別プロジェクトに協力して取り組む場合には業務協力協定を別途締結し、廃止措置を計画している電力会社を検討段階から廃炉完了まで支援していく考えです。

以上

≪参考≫
  ■Cavendish  Nuclear社について

  

清水建設(株)

http://www.shimz.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。