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竹中工務店、汚染土壌対策の簡易な評価ツールを運用開始

戦略的な土地活用を支援する「サステナブルレメディエーション(
【持続可能性評価ツール  SGRT-Tについて】
  複数の土壌汚染対策工法に対し、サイトの対象面積や深度、透水係数といった基本情報と、個別技術の薬剤使用量などを入力することにより、環境側面・社会側面・経済側面の中の重要な指標(環境負荷・社会影響・概算費用)を簡易に算出するものです。ライフサイクルアセスメントに基づき、VOCによる汚染土壌の対策工法(10種類)に関する外部環境負荷(SO2、NOx、PM10、CO2排出量、廃棄物量、原材料)や事故リスク(労働災害リスク、交通事故リスク)、措置費用の概算算出等も含まれた結果が算出されます。

  *参考資料は添付の関連資料「参考資料2」を参照
【ツールを使用するケース】
  1.対策が必要な土地に対し工法比較や対策方針を検討・提案する場合
  2.複数の事業所から優先的に対策すべき事業所を選択する場合
  3.工事着工前の近隣住民への説明会等の資料作成時
  当社では2014~2015年8月にかけ、国立研究開発法人  産業技術総合研究所と共にSRの評価方法の基礎的な検討を進めました。本ツールは、この基礎的検討の発展形となり、これまでに、開発した本ツールを用いて種々のケーススタディを実施し、土木学会や、国際学会  AquaConsoil  2015、SustRem  2016にて報告しました。

  また、今後も国立研究開発法人産業技術総合研究所を主幹とした多様なステークホルダーとの意見交換の場である「サステナブルレメディエーションコンソーシアム」に参画し、サステナブルレメディエーションの概念の普及に努めて参ります。
  URL:https://staff.aist.go.jp/t.yasutaka/SRCons/SRConsortium_index.html

(株)竹中工務店

http://www.takenaka.co.jp/

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。