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奥村組、範囲や濃度を予測する「地下水汚染予測シミュレーションシステム」を開発

「地下水汚染予測シミュレーションシステム」を開発
―地下水の汚染状況を高精度に予測―
  株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、社長:奥村太加典)は、地下水汚染の範囲や濃度を高精度に予測する「地下水汚染予測シミュレーションシステム」を開発し、このたび岩手県発注の山田地区災害廃棄物破砕・選別等業務において実証試験を行い、性能を確認しました。
[背景]
  地下水汚染の原因のひとつに、工場や事業場から流出した有害物質の地下浸透が挙げられており、土壌・地下水の調査で汚染が確認された場合は拡散防止のための対策が必要になります。特に、地下水汚染が広範囲に及ぶ場合は、より合理的な対策を検討するために、地下浸透した有害物質がどのように移流・拡散するかを数値解析によりシミュレーションする手法が有効になります。しかしながら、〔1〕解析に必要な地盤透水係数について、既存の原位置透水試験では地下水位より上方の不飽和地盤の評価が難しいため、これを飽和地盤と仮定して取り扱うなど、地盤モデルの再現性が乏しい、〔2〕広範囲モデルの代表的な解析手法であるオイラリアン・ラグラジアン法(以下、EL法)では、数値分散(

(株)奥村組

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