日本海洋掘削、インドの国営石油会社から「ちきゅう」による新規掘削工事を受注

「ちきゅう」による新規掘削工事の受注について
  当社は、インド共和国の石油天然ガス省が行うメタンハイドレート・ボーリング調査の実施主体であるOil  and  Natural  Gas  Corporation  Limited（注１）から以下のとおり、独立行政法人海洋研究開発機構所有のドリルシップ「ちきゅう」を使用して実施する掘削請負及び関連サービス提供契約の締結に関わる発注内示を受けましたので、お知らせいたします。
  なお、当該契約の締結は今後１ヶ月以内に行われる予定ですが、インド共和国においては同発注内示を以って契約発効となります。
１．掘削請負及び関連サービス提供に係る契約の概要
  （１）契約先：Oil  and  Natural  Gas  Corporation  Limited
  （２）操業海域：東インド沖（次ページ地図参照）
  （３）作業坑数：４０坑
  （４）作業開始時期：平成２７年３月初旬（予定）
  （５）作業料金建て：日割作業料率方式
  （６）受注金額：約８４百万米ドル（掘削請負収入に加え、動員収入・復員収入（注２）および契約に基づき当社が手配する第三者提供のサービス等（注３）を含む）。
２．業績に与える影響
  本工事の受注による売上高等が当期ならびに来期の連結業績に与える影響につきましては、判明次第必要に応じて開示いたします。

  （注１）Oil  and  Natural  Gas  Corporation  Limitedは、石油・天然ガスの探査開発を目的として、１９９３年にインド政府７４．１４％出資により設立された国営石油会社であります。
  （注２）動員収入・復員収入とは、この場合「ちきゅう」が日本から東インド沖まで移動するときの収入及び東インド沖から日本へ向けて移動するときの収入のことをいいます。
  （注３）第三者提供のサービス等には、ボーリング調査に必要な分析、データ解析等の専門機関が提供するサービスや機器類、ヘリコプター、サプライボート等専門会社が提供するサービスが含まれます。

  
【本開示資料ご利用にあたっての留意点】
  当資料に記載されている当社の現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、発表時点で入手可能な情報から得られた当社経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となる可能性がありますので、ご注意願います。
以上

日本海洋掘削（株）

*記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。