2団地433戸を建替、千里F団地らコンペ3件 大阪府住宅供給公社はこのほど、2008年度の事業概要を発表した。それによると今年度も経営の安定化を図 り、借入金を縮減するための経営改善対策を引き続き強力に推進しながら、直轄事業の賃貸住宅等事業や宅 地開発事業、都市再生事業を実施するとしている。なお、2008年度予算での直轄事業は、継続的な住宅供給 の観点から通年計画とし、府営住宅等の受託事業については、大阪府の方針に沿い7月末までの暫定計画と した。 同公社では、昨年4月に大阪府が設置した外部有識者による「公社のあり方検討会」において、公社形態の 利点を最大限に活用しながら、府民へのベネフィットの提供とさらなる経営改善による自立化を目指した 「中間とりまとめ」を発表。事業計画では、このとりまとめに沿い、資産運用の視点を踏まえ、各団地の中 期的な目標を示す「管理計画」を府の出資法人見直しにあわせて策定し、民間の経営手法を導入して経営の 効率化を図るとした。 直轄事業での賃貸住宅等事業のうち、建替事業では、「建替の時期に関する計画」に基づき、土地の高度利 用を図りつつ、居住水準の向上を図るため、2団地433戸の建設に着手するとともに、高齢入居者の負担低減 や良質な高齢者住宅ストックを確保するための高齢者向け優良賃貸住宅制度を活用する。また、周辺と一体 的な街づくりと民間事業力の活用を図るため、事業コンペを、千里丘陵F団地、藤白台B団地(2・3 期)、千里丘陵C団地で実施する。千里F団地は現況面積1万7,720.75?で第14半期、藤白台B団地は同5 万3,350.59?で第34半期、千里C団地は同3万7,480.7?で第44半期での実施を予定。藤白台と千里Cは、 それぞれ再生地有りとしている。 宅地開発事業は、宅地開発として枚方津田と羽曳ヶ丘団地で供給施設関連等の整備工事を実施。保有地等の 処分については、建替事業中の千里丘陵C及びG団地の再生地を事業コンペにより処分先を決定し、土居団 地の再生地を大阪府との共同事業として一般競争入札で処分先を決定する。 都市再生事業では、寝屋川萱島駅東地域の萱島桜園町地区で、前年度に引き続き残りの施設建築物の分譲を 実施するほか、分譲マンション管理・建替えサポート事業では、府はじめ関係団体と連携しながら事業を行 っていく。 このほか、受託事業では、府営住宅等の管理事業とともに、工事監理業務と施設保全業務を実施していく。
